2 月15
挑み続けるということ
僕がモーグルという競技を知ったのは中学3年生。たしか高校受験の直前だった。
長野五輪でブラウン管ごしに見た、里谷多英選手の金メダル。
上村愛子選手はまだ高校生3年生だった。
あれから12年が経った。
気付いたら、僕は26歳になっていた。
1998年の長野五輪。2002年のソルトレークシティー。06年のトリノ。10年のバンクーバー。
この12年間、挑みつけてきた結果、彼女たちは日本を背負って今も世界の舞台で戦ってきた。
里谷選手にとっては五度目でおそらく最後の五輪となる本大会。
転倒してしまったものの、決勝であの攻めの滑りには心が熱くなった。
そして、上村愛子選手のインタビューでの涙を見て、久しぶりにもらい泣きした。
挑み続けるということ。
夢に向かって。高みに向かって。
限界を超え続けるために、挑戦し続ける姿勢。
本当に一つのことに、一生懸命、賭けるということ。
トップアスリートたちは、今この瞬間も、世界に挑み続けてる。
スポーツの世界であれ、ビジネスの世界であれ、エンタテインメントの世界であれ、
どんなフィールドであれ、世界で勝負するということはきっとそういうことなんだと思う。
頑張ろうと思った。
この基準で挑み続けないと。
4位、涙の上村「なんでこんな一段一段なんだろう」
http://www.asahi.com/sports/update/0214/TKY201002140139.html
(13日、五輪女子モーグル決勝) 4位の上村愛子
なんて言うのかな、細かいこと言うときりがないと思うけど、五輪という舞台で全力で滑りたい気持ちはしっかり果たせた。満足、いや満足というかちょっと悔しいですけど。
――ポイント見たときの気持ちは
あそこで1番という数字が出て欲しかったが、前に滑った(3位の)シャノンが良い滑りをしたということで、シャノンと「良かったね」という話をしていた。
――メダルに少しだけ届かなかった
なんで(五輪ごとに順位が上がるのが)こんな一段一段なんだろうと思った。でも、五輪で全力を出すということが、まず第一の難関というか、すごく難しいことだったので、みなさんに良い滑りをしたというのは見せられたと思うので良かったと思う。
――強いプレッシャーと戦い続けた4年間だった
昨シーズンとその前のシーズンで、自分のことをずっと長く応援してくれた人に恩返しできる成績を残せていたので、メダルを取れることが次の「ありがとう」かなと思っていた。今回の試合は「自分のために頑張って」というすごく人が多くて、私らしく滑ってくれというメッセージばっかりだった。それができたことが、すごく嬉しいです。
――試合後、たくさんの人がねぎらってくれた
私がこういうふうに泣いたりするのがあまりないので、みんなが「大丈夫、大丈夫だよ」と言ってくれた。コーチたちが、全力を出し切ったことをすごくほめてくれたし、カービングターンも、とにかくすごく追求してやってきたことを「すごく誇りに思う」と言ってくれた。本当にそれがうれしかったです。




