7 月19
分析力
オーディションで思ったことの追記。
質問力の重要性は昨日の日記で書いたけど、質問力を前提とした上で次に問われるのはやはり分析力だろう。
その場の雰囲気や情緒に一切流されずに何が正しいか、今どういう状況にあるかを冷静につかんで的確な判断をするということは訓練をしないとなかなか難しいものだなと実感した。しっかりと自分の目で見て判断しないと、やはり判断を誤る。
目の前の玉石混交の情報の中から、必要な情報を分析する。
常にリーダーという存在はあらゆる情報を収集し、その情報を分析する力が求められる。
たとえば歴史を紐解いて、1971年の米中接近。ニクソン政権時に大統領補佐官をしていたキッシンジャーは、膨大な情報の中から中国政府の米国撤退を示唆する情報を見つけたが、当時この情報自体は非常に重要度の低いものだとされていた。だがキッシンジャーはこの情報を重要視し、パキスタンのルートを使って即座に接触をはかり関係改善に取り組んだ。結果、翌年の1972年見事ニクソンの訪中に結びつけ、東西緊急緩和を決定づけるのに貢献した。その流れがのちにイデオロギー中心の冷戦から権力主体の冷戦へと世界を転換することにつながったわけで。キッシンジャーは世界のバランスを考えた上で中国の動き、米国関係の重要性をあらかじめ考えていたんだろうね。だからこそ一見重要度が低いとされた情報に対しても即座に反応できたわけで。
逆にいえば、世界でいま深刻な問題として顕在化されたものの多くは、大事な情報を誰かが「見過ごしてきた」結果なのかもしれない。
「質問力」 「分析力」
どちらとも人を判断する上で、絶対に必要不可欠な能力である。
そして僕は徹底的に鍛えておくべき必要がある。
ではいかにしてその二つの力を今後伸ばしていこうか。
そんなことを、オーディションしながらふと考えてた。




